『記憶から來た男』
平沢進
The Man from Memories
susumu hirasawa-<白虎野>04.
標を立てて 道を來る
月の影蹭んで 咳きこんで
歩く謎のジェントルマン
いつか過去に聞いたような
歌の韻踏んで 置き去った
夜の箱から声が闻こえ
“何故かくのごとく淡い? 何故火のごとくに刹那?”
“「理」は疲れて「利」がかく有り”と
(music...)
ビルの上で キミ見下ろし
やおら飛び立った 際立って
空(くう)に波紋描いて
いつか夢で見たように
脈略を断った ビジョンで
篭を象る雲が吼える
“何故かくのごとく聞かず? 何故「奇」に捕られ見過ごす?”
“「利」は栄えて 「非」がかく有り”と
見よ夜の深く彼が行く あー
(幾多を知り あまたを持ち)
見よ夜の深く彼が行く あー
(幾多を知り あまたを持ち)
見よ夜の深く彼が行く
(幾多を知り)
あー
追う問もなく 階下へ逃げる
不意に閃光の 回答は
つかむ術忘れられ
夜每に来る キミの夢に
歌の韻踏んで 咳きこんで
枕元に微かささやく
“何故かくのごとく照らし 何故夢の道をふさぐ?”
“「意」は烧かれて 「苦」がかく有り”と
見よ夜の深く 彼が行く あー
(幾多を知り あまたを持ち)
見よ夜の深く彼が行く あー
(幾多を知り あまたを持ち)
~終わり~
- 专辑:白虎野
- 歌手:平沢進
- 歌曲:记忆から来た男