〈鳴瀬まみ〉〈紘瀬さやか〉
【語り】
「ここは太陽の支配する世界、ステンダナム。
そこに住む神々の治めるエリアは太陽によって厳しく管理されていた。
数の豊富な水の女神たちは太陽の命により日照りが続くエリアや干ばつのエリアに生贄として、身を捧げなければならないという掟があった」
始まりはここ 太陽の世界
厳しい掟 支配され
抗えない 命の琴音(ことのね)
日照り続けば誰かがまた逝く 自らが太陽に飲み込まれ
雨となり消えてくだけの 女神たち
この世界の掟
代わりは果てなく他にも
変わらない景色の中で 輪郭なぞり続ける
【語り】
「伏し目がちな多くの瞳の中、一人特別な女神がいた。彼女はサラティメ」
女神達住まう 囚われの森
明日(あす) ここにいるか知れず
でも一人 笑顔の女神よ
明るい瞳 溢れる好奇心 運命を前に嫌われても
受け入れて 前だけを見る 凛として
多くを共に語り 慕った姉のような存在(ひと)
また明日って言ったのに
太陽の下へ消えた 輝く微笑みを連れて
【語り】
「サヨナラすら言えず突然の別れ。
でもわかってたよね?だからいつも笑顔だったんだよね?
埋められないのはワタシの心。
広がっていくのは 空虚と・・・どうして?」
明日に続く命が
ただ消えていくのはどうして
生まれてきたのにまた
一つ消えていく
この世界の闇の掟
代わりは果てなく他にも
今はいない女神たちも
同じくこのワタシも
代わりは存在する
【語り】
「残されたエイムスの衝撃は大きかった。
これまで生贄のことは当然の義務として受け止めていたが、
初めて自分という存在に疑問が生まれる」
「何のために生まれたのか。答えは見つからないまま・・・」
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掟
アルバム:水の女神エイムス ~太陽が支配する世界~
作詞:Agrace laia
作曲:tune.k
編曲:内田篤志
歌、ボーカル・ボーカルアレンジ:鳴瀬まみ / 紘瀬さやか
via アンケート特典 on 公式サイト
- 专辑:水の女神エイムス ~太陽が支配する世界~
- 歌手:Agrace laia
- 歌曲:掟