交わる三色に 染まり続ける地よ
奈落に芽吹いた 未練も花開く
無間の日々には 光を求めずに
それでもなお腐らず
見渡す鉄囲山
今宵は土見酒
杯を重ねればまた
朝も忘れて騒ぐ
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ段雷
永く 途切れぬ夜は
傾奇て華やかに
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ段雷
八獄の宴も酣に
浮かんだ摩訶鉢特摩
誰かが探してる 天への蜘蛛の糸
奈落の民には 涅槃の戸は見えず
堕とされ零した 雫も酒々になり
いつしかまた溺れる
押し切り花冷えに
注ぐは土見酒
笹の露で奏で合えば
世界もくるり回る
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ段雷
高く 日は何処か
想うことも無く
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ段雷
十六の界も呑み謡え
散らせよ摩訶鉢特摩
ふと聴こえた懐かしいその声
其処に立つのは幻なの?
満ちた月が重なり合った
いつか見た遠い日の記憶
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ万雷
高く いつかの空
傾奇て華咲かす
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ万雷
強く 響き渡れ
今宵の祝に
打ち鳴らせ遥か
吹き鳴らせ万雷
幾年の夢も万華鏡
咲かせた摩訶鉢特摩
- 专辑:物ノ怪芝居
- 歌手:青葉製作所
- 歌曲:天に月、地に華を