いつもと変(か)わらず 飲(の)み干(ほ)す紅茶(こうちゃ)も
以前(いぜん)とは違(ちが)う味(あじ) 何(なに)かが違(ちが)った
お気(き)に入(い)りだった 銀時計(ぎんどけい)はもう
音(おと)もせず 動(うご)かない 何(なに)も刻(きざ)まない
一人(ひとり)佇(たたず)んだ 隣(となり)には誰(だれ)もいないのに
あいた手(て)が ただ空(くう)を切(き)った
過(す)ぎてく時間(じかん)が 傷(きず)を広(ひろ)げては
今はもう手遅(ておく)れと 嘲笑(あざわら)い歌(うた)う
抗(あらが)うこともできたはずなのに 何(なに)もできず
頬(ほほ)を伝(つた)たった涙(なみだ)はただ
後悔(こうかい)を映(うつ)してく
真紅(しんく)の痛(いた)み 心(こころ)に響(ひび)く
声(こえ)が聞(き)こえる 私(わたし)にだけ
悲(かな)い叫(さけ)び 心(こころ)を揺(ゆ)らす
姿(すがた)が見(み)える 私(わたし)にだけ
そこに刻(きざ)まれた 貴女(あなた)の名前(なまえ)を
繰(く)り返(かえ)し 繰(く)り返(かえ)し 気付(きづ)けば呼(よ)んでる
ただ立(た)ち尽(つ)くした 埋(う)もれた気持(きも)ちが
何処(どこ)までも 遠(とお)く遠(とお)く消(け)してしまえれば
絡(から)み合(あ)ってく運命(うんめい)の糸(いと) 私(わたし)を縛(しば)る
解(と)けることなく 身(み)を切(き)り裂(さ)こうと
何(なに)もできずに
真紅(しんく)の涙(なみだ)心(こころ)に沁(し)みる
声(こえ)が聞(き)こえる 私(わたし)にだけ
静(しず)かな光(ひかり) 体(からだ)を焼(や)いた
姿(すがた)が見(み)える 私(わたし)にだけ
- 专辑:Rouge
- 歌手:38BEETS
- 歌曲:亡き彼女の為のレクイエム (亡き王女の為のセプテット)