魂音泉 酒呑の暁道 feat. Ginryu歌词


2024-11-17 07:21

ふと彷徨う 騒がしき様を横目に
誰も知らぬ 存ぜぬままに
飽き果てた 取るに足りない一滴
醒めぬ酔いの中で笑う
夢を仄かに思えば

知らず知らずの内にも歩み求める足
萃えや萃え嘗ての日をもう一度
駆け出した勢いは流行り病のよう
戯けてお出合い候え
望むは人の波よ

山風香る 寒を含んで
月は東に 日は西に
盃、頭、空となり
誰が唸る一節

三味の音に囃子 深く染み入り
負けじと張り上げる大音声
先の露など粋に非ず
侘しさと呑み乾す

抑えられぬ 浅ましき我が心根に
当て所無くして 張りついた笑みも
欲しがるばかり 冷え切った芯に熱を注ぐ
明けぬ宵はないと語る
誰彼をまた想えば

ひどく痛んだ 胸の奥に残した轍
再び歩む 嘗ての日をもう一度
差し出した細腕 触れるだけの指先
手繰り寄せ掴めば刹那
燈る幾つもの灯りよ

山風香る 寒を含んで
薄い光に 細める目
盃満たして 見遣る空
ちらり舞う白雪

飽きもせず紡ぐ ささやかな緑
何時の間に気付かず夢現
在りし日の記憶 子守唄
心地良き一節

霧がかれば 晴れて隠せない
円かな月の 薄明かり
何故だか明日を惑わせる
今だけと知りつつ

たおやかに靡く髪 俗世を断つ
この狭間に棲む何某も
息は静か 眼は閉じて
二人だけそのまま

「渡世は厭世」 云々 恨み節
肴に浸る酒の苦味よ
けれども染み入り酔いぬのは
君が居たからこそ

山風香る 寒を含んで
長く長く伸びる影二つ
終わりも間近く冬景色
未練無く一息

幾度も迎え過ぎし春弥生
此度ばかりは実るものと
桜木の真下 切れぬ縁
散れども咲き誇れ

转自:鴉音黎嗚——来自11区 Ameba

  • 专辑:With Ø
  • 歌手:魂音泉
  • 歌曲:酒呑の暁道 feat. Ginryu


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