百花庭園の幻影
作詞:みとせのりこ 作曲:多田遠那 編曲:Dani
天空(そら)にうつした まぼろしの庭
遠くかすむ追憶の夢
幾千に咲く とりどりの花
いまは何処にももう見えない
黄昏どき浮かび上がる
朽ち果てた回廊に
幻影の花 過ぎ去りし日々
華やかなあの唄声
時間(とき)に埋もれた記憶の底の
あなたがくれた 約束
この庭にわたしは 囚われたままで
わたしに触れた あなたの指が
捲いた螺子が低く軋んで
この睛(め)も髪も こころもすべて
その手でつくられたわたしの
満ちて欠ける常蛾の翅
よび醒まされる眠り
歴史(とき)の残骸 取り残されて
壊れることさえできず
月光(つき)がうつした あなたの姿(かげ)が
今も静かに微笑む
あなたがくれた 約束の枷
ただもう一度この名を
呼ばれたならば 解き放たれる
此処でその日を待つだけ
終わりのない夢に 囚われたままで
- 专辑:vierge automatique~擬似少女楽園廃墟II~
- 歌手:みとせのりこ
- 歌曲:百花庭園の幻影