肢は薄泡で
何時からか悲劇へと傾けていた
ないた海から
沈む方舟 些夜かに旅絶てたけれど
獨が這いずり
背を向けて 骨を投げても変われずに
波が交差する
金櫛は護るものさえ選ばない
最初は思い込み でも嬉しくて
勘違い、強迫、擦れ違いへ
「何故わかりあえない」
居れ変わる科白(むき) 樹船(かれ)と似色(おなじ)
気づけなくて
ごめんなさいだけが
ありがとうのうた
* * *
鍵を披いて 僕は瞬く
冬寂(ふゆ)に近づく 君を探し
* * *
最初は信頼で(おもいこみ) でも嬉しくて
勘違い、盲目、擦れ違いへ
「何故帰り着けない」(なぜ分かり合えない)
要れ換わる頂点 君と振れて
気づけたから
僕は廻す、だから
ありがとうはまだ―
* * *
真宵を白沫(はくじん)で塗り替えて
限界まで奔り貫ける
意志の元に霧の宝石(アウルム)
慧眼、叛旗の【形勢逆転】(REVERSUS)
紡ぐ、想いの揺籠
君と、僕と、彼らの
正三角形(ゆりかご)へ
* * *
- 专辑:REVERSUS
- 歌手:ELECTROCUTICA
- 歌曲:#006F86