「彼女は信じていた」
「自分じゃない誰かを」
「創りなおすためには」
「誰かから奪わなくてはならない」
思い出してる理由(わけ)を 刻んでる心臓(こころ)の針は
僕を置いてった 優しさも知った
命持っても軽く 毒舌が得意な僕に
意味をくれたんだ 泥まみれだけれど
何度だって言うよ 愛想はしまって
瞳に映すだけでいいの
「壊れた必要悪」だって 歪(ゆが)んだ死を採用
まだ 眠ってないよ 後戻り出来ないの
最終世界の迷い子 誰か聞いて
香(こう)が曲がった真実全て 隠した
「新しい名前をあげる」
彼女が手を触れると、手首の数字が回転した。
二人の少女は自分が誰なのか思い出せなかった。
「それがこれからのあなたの “存在意義” 」
存在証明代わり 左の手首との遊戯
始まらないよ 終わりもしないけど
こんなちっぽけな僕に あの空の青さはどんな
意味を持ってるか また手を離した
「どうして思い出せないの?」
何も無い部屋 僕も “存在して(いなくて)”
二つのものは得られない
渇いた感情線だって 理想の風景描いて
まだ 聴こえてるんだ 差し伸べた最期の声
最終世界の愛も フェイクと知って
死んだメロディを口遊(くちずさ)んだ あの朝に
「ほら、全部消しちゃえばいいんだ」
想像寛容 蜜と唾に
踊らせてる ペンとダンス
惰性行動 輪っかで同じこと
何回言わせても
報われない 痛みも無い
全ての感覚破棄した
教われない 誓いも無い
全ての理由(わけ)を リセットして?
あぁ そうか まだ笑顔の頃
ずっと 生きていたいと ありふれたわがままを
君は叶えてくれたんだ
綺麗な歌 ずっと奏でた
壊れた必要悪だって 今日から愛と呼ぶよ
まだ 気付いていないよ 世界で一番馬鹿な僕
試していいかい? 君の心臓純度
いつかもう一度その笑顔を 見たくて
抱きしめた 最期の “わがまま(エゴ)”
「彼女たちは信じていた」
全てを終わらせる “ENDLOID” を
- 专辑:EXIT TUNES PRESENTS Vocaloextra feat. GUMI、IA、MAYU
- 歌手:VOCALOID
- 歌曲:EGOLOID