Ⅴ
闇の紳士録~召喚という儀式
もう一つの、19世紀ロンドン…
街角に立ち花を売る 華やかな女達を 切り裂いた《刃物》(やいば)
彼が言うには「ボクじゃない! ボクがやったんじゃない!!」
──別人格が殺(や)ったと宣う《連続殺人鬼》(Serial killer)
片面透明鏡(Magic mirror)越しに訊く 和やかな彼女の名は
「海月(ミヅキ)、アイリーン、ノリコ、鈴々、綾香、etc...」←56重人格
──多重人格の暫定的な《記録保持者》(Record holder)
豪華絢爛(Gorgeous)に飾られた 闇に近い大使館
向かい合った二人の 初老を過ぎた男女
紳士は手に紳士杖(Stick) 淑女の方は車椅子
その後ろで黑衣の 男が凜と睨む
「…移民との共存には、ルールがある!」
「…むしろ、ルールに従わないのは、あなた方のほうだ!」
「…私たちは、契約を容認していない!」
「…だから、先日申し上げたでしょう!? 『宣戦布告』だと!」
嗚呼…平行線を辿る議論 交渉虚しく《決裂》(Break out)
光側の勢力(the Light side) vs 闇側の勢力(the Dark side)
…戦いは既に始まっている!(...the Fight already starts!)
失意に濡れている 橫顔は誰かと同じ…
殺意に揺れている 橫顔は誰かと同じ…
吹き荒れる民営化による 《企業経営再構築的解雇》(リストラ)の嵐
憎悪の海を彷徨う小舟に 手を差し伸べたのは
「殺せば?」と言う少年の囁き…
民営化が彼を殺すのか? それとも彼が民営化を殺すのか?
(Does privatization kill him or does he kill privatization? Wow)
民営化が彼を殺すのか? それとも彼が民営化を殺すのか?
(Does privatization kill him or does he kill privatization? Woo wowow, Ah...)
──そして男は紳士録を手に取った……
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Ⅴ
黑暗绅士录~名为召唤的仪式
事情发生在另一个 19世纪的伦敦…
那些在街头卖花的美貌女人 接连被「白刃」(刀锋)肢解
可他却叫道:“不是我啊!不是我干的啊!”
——自称是其他人格所为的「连续杀人魔」(Serial killer)
透过单面镜(Magic mirror)问去 娓娓道来的她的名字是
“海月、爱琳、法子、铃铃、绫香、etc...”←56重人格
——目前暂定的多重人格「纪录保持者」(Record holder)
黑暗一族的大使馆 盖得是富丽又堂皇(Gorgeous)
相互对峙的两人是 步入老年的男和女
绅士手中有文明棍(Stick) 淑女的座下是轮椅
黑衣的男人在背后 冷澈的视线终不离
“…如果移民想和我们共存,就要遵守规则!”
“…但是,不遵守规则的,正是你们啊!”
“…我们是决不会承认那份契约的!”
“…所以呀,前几天不是已经对你们发布了吗?发布了‘宣战布告’!”
啊…争论只是在自说自话 谈判无果地走向「破局」(Break out)
光明的阵营(the Light side) vs 黑暗的阵营(the Dark side)
…战鼓已经擂响!(...the Fight already starts!)
被失意沾湿 那侧脸究竟像谁…
被杀意扭曲 那侧脸究竟像谁…
狂飙猛进的民营化刮起了 「因企业改制而解雇职工」(下岗)的风暴
在憎恶之海中彷徨的小船 向他伸出手去的是——
“那就杀了他们吧?”少年轻声说道……
是民营化杀死了他呢? 还是他杀死了民营化?
(Does privatization kill him or does he kill privatization? Wow)
是民营化杀死了他呢? 还是他杀死了民营化?
(Does privatization kill him or does he kill privatization? Woo wowow, Ah...)
——于是,那男人伸手接过了绅士录……
- 专辑:リヴァイアサン 終末を告げし獣
- 歌手:Sound Horizon
- 歌曲:闇の紳士録 ~ 召喚という儀式