その声は その影を 恋うるのは その腕を とめどなく とめどなく ――あぁここに無いの 手合わせしましょ 一掛け.二掛け あぁ.遠くて もう.焦がれても届かない 絶え間なく痛む 鍵を掛けた夢の跡 くちづけて 啄ばんで 貪ったその果肉を 求めても 求めても ――あぁそこにいるの? 手合わせしましょ 一掛け.二掛け 流れゆく雲に そう.もう見えないの 知っている それでも一つだけ あの日の答えを教えて 手合わせしましょ 一掛け.二掛け 三を掛けたら ねえ.会いにきて あぁ.遠くて もう.焦がれても届
あかずの夢
2024-11-17 17:41