追いかける夢にいつしか 禁忌の匂いがこびり付いて離れず どこへ向かう 歩んだ道には 模造の景色がただ広がるだけ 歪む真実の姿を 独りではまだ掴めずに 誰かが手を差し伸べることなく 偽りだけ口をついて 馴れ合う言葉はいらない 空しく響く 想いを隠せば意味はないから 求める答えは閉ざした心の中に 覗いた深みは何を映すのだろう 繰り返した創造の思索が 辿り着いた場所はひとつ いつからわかっていたのか? 足りないものは 遥かな過去へと想いを馳せて それでも掴めぬ魂 見えることなく 独りの世界はいつ終わる
アリス・マーガトロイドの形而上学
2024-11-17 07:31