静まり返り 眠る街を駆けゆく 吹き抜け踊る 风に乗り夜の渊へ 辉く月が その横颜を捉える 冷たく光る 左手は何を掴む 解れゆく世界の 欠片をひとひら 意思の火を片手に 縢り歩く 终わりなど见えない 仕组みなのだから 问う事は谛め 一つ一つ 絓糸途切れ 気付けば唯一の针 缒る事さえ 许されずに膝を折る 水面に映る ツギハギだらけの身体 空蝉に问う これは梦か幻か くたびれては眠り 赤い梦を见る 篝火は倒れて 空を焦がす 急き立てられるように ゆらり歩き出す 孤独な太阳の様に 缲り返して 繋ぎ止める
カガリビト
2024-11-17 15:55