白いため息 こぼしてる僕はポケットに手を入れてた 風は向こうで僕を招いてる クリーム色の空まで 傘はもう要らなくなった 君が僕を見付けてくれるから 冷たい光が途切れて ほら 雪が舞い降りるよ 離れないように手をつないで 二人で ねえ このままで見えなくなろう このままで見えなくなろう 雪にうずもれて僕は死んだふり 君は笑ってみてる 「ひとつ」にはなれない僕ら いつか二人の距離がとおくなる 音もなく雪が降りつづいて 足跡消してゆく 帰れなくなった僕らにただ鐘の音が いつまでも響きわたる いつまでも
ツメタイヒカリ
2024-11-17 07:20