さくら ざくら 幻を映して 一夜 一夜 夢を選んでゆく さくら ざくら 一夜 一夜 幾千の花が咲く 手を伸ばす気も起きず 眺めてた 一つだけ 同じ色なんて無くて 雨のように散る 瞳の中に 消えていくようで 涙一つ掬った指は 気がつけば 夢を描く 心の場所が何処にあるかなんて 分からないまま探す 貴女の姿を 夢の隙間を何で埋めていたかなんて 忘れて空へ剥がされていく さくらざくら 幾千の蝶が舞う 手を伸ばす気も起きず 眺めてた一つだけ 同じ色 見つけ出して 雨のように散る夜空の奥に 消えて行きそう
ヒャッカ
2024-11-17 11:31