ペイサージュ


2024-11-17 19:58

KK ペイサージュ歌词

雨宿り してた ある日の午後 傘を 首根っこで抱えた 少年がひとり 紐のつく先を 不機嫌に蹴って歩く 使えなかった 体操着 夕立が去って 太陽も顔をのぞかせた スーツについた雨粒を さっと払って 住処へ戻る 足早になって 乗り込んだ最後尾 そう 誰にでもあるような 日常が もどかしく見えてしまうんだ いつから僕の鞄は ランドセルより 軽くなったんだろう 泥だらけユニフォーム 大きいスポーツバッグ 泣き腫らした顔で 乗り込んできた 少年達の真っ直ぐな顔 窮屈になった最後尾 ああ 明日こそ晴れるかな