ロマの娘


2024-09-30 13:27

志方あきこ ロマの娘歌词

シャンララと響く 鈴の音高く ただ陽炎(かげろう)と踊るように揺れる民は 奏でる弦に 吹き呼ぶ笛に ただ浪々(ろうろう)と流れゆく時と共に 灼熱(しゃくねつ)のバザールで子供達は いま 実り無き日々の中 夢を探す 渇きゆく土を蹴(け)り 果て無き旅路をゆく 強い風に抱かれながら 痩(や)せた胸で 自由を謳(うた)う 流れる雲は 茜(あかね)に染まり いま目も眩む黄昏(たそがれ)の街道(みち)を抜けて 暮れゆく空に 満ちゆく月に いま愛し子は駈(か)けてゆく 星と共に 家路へと帰りゆく人を眺(なが