何となく


2024-11-17 09:33

小杉十郎太 何となく歌词

人と人の隙間を さがして歩いた ビルとビルの間へと また陽は沈んでいく 赤信号シカトして タケシーが走る 後部座席 眼が合った 見知れぬ薄笑い 誰を待っているのか 年寄りがひとり 昨日と同じ場所で ボンヤリうなだれている 通りの向こうではまた 大声をあげて 赤い顔で泣いている 気の毒な少年 何となく 何となく 何となく 今日も一人 ただ何となく 何となく 唇を噛んだ 「何処へ行けば明日は 満たされるのだろう?」 そんな顔をぶら下げて また家路を辿る 駅の階段を塞ぐ 弾き語り達は 自分の取り巻きだ