弾丸込めた小銃を 僕は片手に持っている 震えた君のいる場所へ 足を早め向かっている チクタク 針はチクタクと 焦る心を急かしただけ チクタク 針はチクタクと 留まる気配もなく 進んでいく 誰の温度もない部屋で 冷え切った手を伸ばしてる 塞いだ僕のいる場所は 誰にもわからない チクタク 針はチクタクと 終わりと始まりの境目 チクタク 針はチクタクと 全て重なった 閉口して 僕は待っていた 笑えるほどの 悲しみを 閉口して 僕は待っていた 涙するほどの 幸福も 誰の温度もない部屋で 冷えきった手を伸
午夜の待ち合わせ
2024-11-17 14:36