風は何を抱き どこから来たのだろう 時の流れにさえ 従わずに 変わらない 想いを 変わらずに 紡いで 手から手に 水に 木々の緑に 託して越えてきた 命咲く 咲きつづける 枯れることを知っていても 誇らしく 美しく 逞しく 虚しさをも勇気として 声に意志は宿り 瞳は未来を指す 命の代わりなど どこにもない ありふれた 響きが 真実を 伝える なくしてたはずの温もりはきっと 忘れていただけ- 命降る 降りつづけて もう少し隠していて 傷跡におびえるこの身体をねじ伏せて立ち上がるまで 涙なら流せばい
命咲く
2024-11-17 08:31