僕の手と手を結ぶ 君の手の温もりに 風に揺られなびく 髪の隙間にふれる 途切れ途切れの雲の たなびく青空から ふわりふわりたゆたう 花の甘い香り まわりまわり道して 君と歩いた静かな川辺の 水面に映る太陽の光が 君の横顔を泳ぐ黒髪と 僕の瞳の奥を照らす いつかいつの日にか 交わした約束も もろくもろく消えてしまう 指と指を重ね紡いだ言葉も 遠く遠く空の向こう 淡く淡く色褪せた記憶の 深く深くで眠ってる 迷い迷い道の彼方で佇む 僕の心を揺らす 僕の目と目を合わす 君の目の輝きに 風に揺られなびく
夏の終わりの彼女は
2024-11-17 11:32