揺らぐ水面を染めて 浮かぶ月星.紡ぐ唱 夢の刹那 目蓋に視る 彷徨う空の果て かの鳥は蒼き海へ 己の運命探し飛び発つ 辛く虚しい旅でもいい ただ前を向いて 何処へ行こう何をしよう 自由に見えるだけの籠の檻 太陽はただ黙したまま 花ひらく大地照らした 羽根休める枝も 息つく陰もなく それでも彼は往く 探しものは遠い 友となり仇ともなり 総てが君を取り巻くのだろう そして何時か気付いていく 創り上げた君の運命に 優しい風の中 厳しい雨の中 くじけず彼は往く 探しものは遠い 過ぎ去る命たち 流れ星のよ
天ツ鳥ハ目醒メノ旅ヘ
2024-11-17 12:50