その日も川は流れてた いつもと変わらぬ姿で なぜだか わけも知らず家を出て わたしはひとり歩き出した 赤い靴をはいていた 初めてはいた 赤い靴 梦から生まれ出た赤い火が とまどう足を せきたてる わたしをどこへ诱う 明け方の道 夜明けの风の岸に立ち 透明な炎のように 心は燃えていた あなたへと やみくもにただ あなたへと わたし 无造作に靴を脱いで 投げた瞬间も 上の空で あなたに ただあなたに会いたくて あなたに ただ届きたくて でもわたしを乗せた舟は わたしだけ乗せてすべり出した これから始
岸を離れる日
2024-11-17 07:18