珠ノ舟


2024-11-17 07:19

みとせのりこ 珠ノ舟歌词

ひとつとせ ひとり 初(うい)の紅淡く引き ふたつとせ 深い夜の中に漕ぎ出づる みっつとせ 水の鏡 よっつとせ 夜目に映る 花の燈籠 ゆらりゆらり 珠ノ舟 瑠璃翡翠と飾り立てた くるりくるり 紅い花 落ちて水面に浮かぶ 落ちて水面に浮かぶ いつつとせ 幾重 重なる裳裾重く むっつとせ 無垢の白絹の袖の雫 ななつとせ 波間照らす やっつとせ 闇夜渡る 天満つる川 ゆらりゆらり 珠ノ舟 祈りの代 のせて運ぶ くるりくるり 紅い花 落ちて水面に滲む 落ちて水面に滲む ここのつとせ 今宵がため とおとせ