そうね メイクもね上手くなった それに 髪型のこだわりとか 街を 歩く時の見られ方 全部 それなりになったわ だけど何かがまだまだ足りないの 心の隙間が埋まらない どんな綺麗な子に化けたとしても 心が可愛くない 都会のネオンが驚くくらいの 美しさがほしい AH 本当の私を さらけ出しても 嫌われることのない美を そうね それなりの男達も そらね 声かけて来る日もある わざと 涙して見せるけれど たぶん 心はね乾いてる きっと答えは自分でわかってる 冷めてしまってる私 何かにおびえてるわけじゃない
第七章 美しくってごめんね
2024-11-17 08:19