僕らいつでも同じ場所から 向き合って 夢を見ていたね 繰り返すように この季節だけは この先も めぐりゆくけど いろはにほへと 浅(あさ)き夢見し 目にうつろう ふたかたの日々は 僕を一人にするけれどこの世は 君がいればたのしい 少し強く風が吹いたら また次の場所へと 今 僕らは二度と戻らない季節に出会い 桜の花が 咲くたび思う 刹那の調べ 夢うつづ 君がいること 忘れないから ゆらりゆらり 風に舞うだけ 出会いと別れ 始めと終わり どうしても 避(さ)けられないけど 君の眼差し(まなざし)と
花信風
2024-11-17 14:50