終わりのない微睡みは あの日の罪 ちぎれたビロード 椅子の背にもたれたまま空虚(そら) 最期の眼差しに 約束があれば 傲慢な術でも 護り続けよう 目覚めているのに 曖昧がはびこる世界 塞いだ睫毛に 契約の鎖 おまえが望めば また逢えるだろう 永遠 ここにいるから 絶望より深い闇 遊びながら ありふれた記憶 思い馳せ 宙を切った指 冷静のドレスで 嘆き身につけて 劣悪な茶番(ドラマ)も 笑い飛ばせる 眠っているのに まるで触れたようなリアル 捕らえた隙間に 微笑みの仕打ち 祈るくらいなら 闘ってや
覚醒インソムニア
2024-11-17 19:43