微かでも道を叩く音がした 呼んでいるように聞こえていた いつだって記憶の水平線へと 君は消えてしまっていた 形に出来なかった思いが モノクロなのだとしたら 何度目の季節で色ずくだろう 僅かに焼けたように ほら まだ少し君がいるよ 淡いままの―もし―で終われなくて 雨音.泣いてるように 聞こえる理由はいつでも 君なのにどうして見えないのかな 耳を塞いだまま手は伸ばせないから 空想が空想で終わるより先に行くよ 絡まって 付いた現実の痕と 君の名前を並べて繋ぐ 曇り空 浮かび上がる痛みごと 切り裂ける
雨恋 オリジナルサウンドトラック
2024-11-17 10:43