arcane753.


2024-09-30 15:32

arcane753. ツナギ蝶歌词

何処より 生まれ出づ-- 千の祈り 呑まれてゆく現の空 静寂の途の人形は動かず もし再び 君の声が聞こえるなら 何を語るのでしょうか 光ある明日は いつも 死に逝く者たちの亡骸の先に 何処より血の香を頼りに 舞ひ出づる蝶の影 終わりなき罪を倶に 彷徨う ひらひらと 朧月 照らすは 冷たき灰となる躯から 逆さまに堕ちる御魂 私に焦がれて目醒めよ 黙したまま 風に馴染む 夜明けのとき 何も要らぬと微笑みながら なお 散る間際の桜の樹に 真名を刻み 誰に遺すのでしょうか 君の灯 穿つ雨に いずれは形す

arcane753. 羽ノ亡キ蝶 歌词

黄昏の街で 夜を待つ影は ただ 悪意だけ晒して 孤独な少女を 誘う足跡 千の罪を集めた塚へ 誰が名前を呼んでいるのか 声が聴えるならば いざ 飛び立て 羽の亡き蝶が 夢見る空を 僕が 護れるならば「切り裂きましょう」 残酷な 過去も現在も未来も 涙を拭い去る指で縁の衣 全て 破り捨てよう「舞い散らしても」 あの日 此処で出逢った 瞳の奥の面影 求めて 懐かしき月夜 捩じ曲がる枝葉 まだ 識らじと風が吹く 優しいばかりの「薄れる」 笑みなど忘れて「願い」 千の赦し 叶えるまでは 土に埋もれた「君は

arcane753. 蜘蛛の居る沼歌词

今は昔 古き里の仇を 追い掛けて幾千里 化けた蜘蛛の主を殺め 毒に呪われた躯 朧月に痛む手脚 見開く眼に闇模様 吐いた糸が息を止めて 倒れた命は絶える 苦しみも恨みさえ断たれて 御空を仰のく 誰も訪れぬ此の沼へ 羽が迷い込みて もしも 其の想いが 哀れな未練が 君を縛るのならば 倶に私と逝きましょうと云う 妖かしの蝶 鮮やかな袖を振る 刻は過ぎぬ 繋ぎ蝶を 憎みて追い掛けて幾千里 「何を求め 何を遺す?」問いに囚われた御魂 朧月は今も照らす 静寂に転がる亡骸 腐りながら骨と化せば やがては泥に交

arcane753. 冬空に舞う蝶歌词

冬空に舞う蝶 作詞:日山尚 作曲:MANYO 編曲:MANYO 歌:霜月はるか・真理絵 映雪いた冬の日の 銀色の風景 いつか夢見た気がして 「空を舞う蝶々は まるで雪みたい」と 君がはしゃいだ夏の日 吐き出した息で 硝子が曇るように 視界を霞ませて (今は 君の瞳(め)で) 追い掛けても (この姿は) 届かなくて (映らない) 記憶が欠けても (記憶が消えて) 季節は過ぎてく (それでも君の) 心の真ん中 (心の奥に) 大きく開いたまま (何かを遺せた?) 小さな氷が解(と)けてゆく (小さく希

arcane753. 泣かない蝶々 歌词

古里(ふるさと)より見(み)る景色(けしき)は 黄金色(こがねいろ)の芒野原(すすきのはら) 月明(つきあ)かりに 鈴(すず)鳴(な)らせば 紛(まぎ)れてゆく 遠(とお)い記憶(きおく) 果(は)たされぬ指切(ゆびき)り 待(ま)ち人(びと)は今(いま)もみえずに 呼(よ)べども もう届(とど)かぬあの日(ひ)は 手(て)をすり抜(ぬ)け 何処(どこ)かへ消(き)えてゆく 涙(なみだ)の理由(わけ) 乾(かわ)けば忘(わす)れて 終(お)わらぬ独(ひと)り旅(たび)よ 忌(い)み嫌(きら)われ

arcane753. 千羽物語歌词

ひとつふたつと 三日月の宵 いつむ七色 山越えとうに いざや何処へ行こうか 泪数えて 十六夜の穹 消ゆる卯の花 名残の袂 今は何処に咲くのか 祭り囃子は くれないの道 語る千の羽 ゆめの随に 絵馬に結びし祈事 何を遺して逝こうか 专辑:蝶ノ在リ処 歌手:arcane753. 歌曲:千羽物語

arcane753. 譲り叶の下で·蝶のゆめ歌词

人里離れた 夏の山の麓 神社の影から 静かな森へ 誰も通らない 脇道で見つけた 名も無き塚にも 蝶が寄り添う けれど 僕は独りきり 木漏れ陽の下 ただ擦り抜ける風のように 隙間の空を仰ぐだけで 何もかも全てが 視えていると思っていた 届かなくても 背中預けた譲り葉の樹 落ちる葉が絡んだ髪を解いて 土の底へ 僕は眠りに落ちてく- 古びた閨に射す光 袖を濡らす ――君は誰? 蝶のゆめ ――蝶々の声? 羽は何処? なくした羽を ――息を呑む 白い肌 嘆き続ける ――瞳に映る 泣き顔 望めば孤独を断ち切

arcane753. 空木ノ穹 歌词

古の御代より 嗚呼 救いなど無く 唯 死に縋り 奪い合う慈悲 歪んだ片笑みが 世界さえ塗り替えて 闘う為の舞台を飾る 刻は来りて 天の声が鐘を鳴らし 誰を導く 螺旋の階の奥で 乾いた蝶が崩れる様は 蝋で封じられし 亡者等の言の葉 残るは一つ 奪い合う羽 無数の抜け殻は 兵の成れの果て 闘う為の刀は此処に 刻は過ぎ去る 土を割りて灰を散らせ 紅き焔で 十字路に蔓延る影は 痛みも楽も知らず彷徨う 陽炎の風の如く 在り得ぬ心満たす空白のゆめ 誰かが 掴んだ脚 嘆きの沼 刻を隔てて 其の想いが闇を払い

arcane753. 譲り葉歌词

ひとり佇む 誰そ彼 小指絡ませぬ ゆびきり 明日も来るから ここに居りなさい 心ぼそき閨の中でも 灯りとなる その言葉 髪撫づる 痩せた手と手を 繋ぎ歩む 双りの砂利道 今も あの日は褪せずに 格子隔てて散る花 骨に纏わりし蝶々も はやくお帰りと 舞ひて ささめきて 刻の過ぎる故里に住む 恋慕える あの人は 嗚呼 偏に別人のよう 知らぬ人に 知りえぬ笑みなど見せて 世界を違える 便り絶える閨の中でも また良い子に眠ります だから 呼んで 名前だけでも 忘れぬこと それだけの願い 今は 儚く醜く

arcane753. 譲り葉塚歌词

ひとり佇む 誰そ彼 小指絡ませぬ ゆびきり 明日も来るから ここに居りなさい 心ぼそき閨の中でも 灯りとなる その言葉 髪撫づる 痩せた手と手を 繋ぎ歩む 双りの砂利道 今も あの日は褪せずに 格子隔てて散る花 骨に纏わりし蝶々も はやくお帰りと 舞ひて ささめきて 刻の過ぎる故里に住む 恋慕える あの人は 嗚呼 偏に別人のよう 知らぬ人に 知りえぬ笑みなど見せて 世界を違える 便り絶える閨の中でも また良い子に眠ります だから 呼んで 名前だけでも 忘れぬこと それだけの願い 今は 儚く醜く

arcane753. 夜明けの旅へ 歌词

荒波 鎮まる嵐の終わりに 夜明けを望む私は 私を傷つける刃より 消え去ることを恐れた 最後の羽 掴み取る その刹那に崩れ堕ちる躯 手に入れた蝶のゆめに 希い叶える奇跡が在るのならば 君が眠る 穹へ解き放とう どうか君を守りますよう 未練に染まった泣けない蝶とは 線を数える罪人 けれど それは愛する涙や 希望の光でもあった 袖を内へ封じられた 無数の魂 さあ 飛び立ちなさい 遠い時代の先で また逢いましょう 指切りした小指は今も熱く 世界を滲ませる 君が生きる未来の果てを さようなら 綾なす蝶の群