寒空の観覧車 ここまで降りてこい 濡れたベンチ コーヒーカップ 通りをバスが渋々と 膝と膝あわせて つがいのリスみたい 浦島太郎 地上に戻って 別世界ならばいいね 風吹け吹けぴいぷう吹け 頬を打て 樹々を揺らせ 浮かぶよ さあ.雲まで 小さな街の 小さな夢が 小さな溜め息に 駆け抜けるジェットコースター 両手を高くあげ 握りしめた大人一枚 飛ばされていった どこへ 風吹け吹けぴいぷう吹け 頬を打て 樹々を揺らせ 浮かぶよ さあ.雲まで 小さな街の 小さな家の 小さな大人たち さよなら誰かさん 手
BUOYANCY
2024-11-17 11:54