淡い月に見とれてしまうから 暗い足元も見えずに 転んだことに気がつけないまま 遠い夜の星が滲む したいことが見つけられないから 急いだ振り 俯くまま 転んだ後に笑われてるのも 気づかない振りをするのだ 形のない歌で朝を描いたまま 浅い浅い夏の向こうに 冷たくない君の手のひらが見えた 淡い空 明けの蛍 自分がただの染みに見えるほど 嫌いなものが増えたので 地球の裏側へ飛びたいのだ 無人の駅に届くまで 昨日の僕に出会うまで 胸が痛いから下を向くたびに 君がまた遠くを征くんだ 夢を見たい僕らを汚せ さ
IA THE WORLD ~心~
2024-11-17 16:00