quantum faith

優(やさ)しい声(こえ)が響(ひび)く 私(わたし)はアナタ(あなた)を探(さが)す夢(ゆめ)を視(み)る 「ここにいるよ」アナタ(あなた)の声(こえ)は遠(とお)くて 宿(やど)した想(おも)いはただ 切(せつ)なくて 挫(くじ)けそうで 「ずっと傍(そば)にいて」叶(かな)わないなら 今(いま)だけでいい 強(つよ)く抱(だ)きしめて そしたら私(わたし)は私(わたし)らしく意味(いみ)を持(お)てるでしょう 物語(ものかたり)が開(あ)き アナタ(あなた)の描(か)いた果(は)てぬ夢(ゆめ

何もない過去を 掠めて 目が覚めて 古い本を読みだす アナタは難しい顔で 何処か他所の 言葉を祟める わずか歪んだ 隙間に 入り込むほど 違える記憶に あぁ 愛しい人よ 何を求め 彷徨う? - そんなもの 口から出任せだ - ぶっ飛ばせ この世を ケチな論理 怯えるばかりで 中身の軽い 口説きに意味は無い 己の真実(こたえ)を 選ぶ決意 掴んで 解き放て 果てしない明日を眺めて 不幸とは縁もなしと語らず 道行く 定めなど無いと 好きにしろと 恋路を授ける 蒼く 星振る夜更けに 胸を打つほど 別れ