連れて行って 遠い国へ 雪解けから 花咲く間に ふかい森のなか ひそやかに眠る ふるいお屋敷は わたしの棺 朽ちた蔓薔薇の 門が開いたら 柱時計の夜に 踊るアンドゥトロワ 空をみていた 鳥が囀る物語の空 海のむこうの 軋む歯車の船が待つ海 雪が花になる時に わたしも消えるでしょう 届かない手紙 枝に結ぶ指 桜のつぼみも 幻織る季節 絡む繻子の緒を ほどく指と指 啼き合わせた夜の 花一匁 空をみていた この身を焦がす物語の空 海のむこうの 霞む泰西の船が待つ海 花を散らす嵐に わたしも消えるでしょ
totsu-kuni异国
2024-11-17 07:41
mimei 籠歌歌词
mimei 水銀灯歌词
明けゆく空 染めぬく雲 伸ばした手に ふれないまま 大気にふるえ 目覚める森 たたずむ音 リフレインつなぐ はかない願い 溶いてとかした 淡い世界を 照らす灯りよ ずっとそばにいて 今走り出す舟 きみのそばにいる 風に吹かれ何処へ ずっとそばにいて 光踊る水辺 きみのそばにいる せせらぎに守られて 宇宙の底 漂うような 孤独はきっと 導く星に 箱庭ゆらす 眠りの殻 化石の未来 リフレインつなぐ ほのかに浮ぶ 水路を渡り 誰か残した 軌跡たどる ずっとそばにいて 今季節はめぐり きみのそばにいる