06 MotherBlue 小さな手のひらで握り締めた燈火は 既に凍りついた やっと会えたその笑顔私に似ているわ 早く名前を呼びたい どうして私にだけ与えてもらえないのでしょう 小さな体はやがて温もりんを無くして 動かない鉛のように 私の腕から溶け落ちてしまうあなたを もう抱きしめられなくて どうして私にだけ与えてもらえないのでしょう 春は二人手を繋いで踊る花の下をくぐる 私に手を振るあなたが見える 夏も二人手を繋いで空に咲いた花を仰ぐ 多くは望まないのに- どうして私にだけ授けてもらえないので
WIZARD~混沌を統べる魔術師と月虹の傀儡~ ANASTASIS
2024-11-17 20:43